日本郵便の不適切な点呼を巡る問題で、東北運輸局は10月1日、宮城県登米市内の2つの郵便局に対し、一定期間車両の使用を停止する処分を出しました。
この問題は、日本郵便の集配業務を行う全国の郵便局のうち、75%にあたる2391の郵便局で配達員の飲酒の有無を確認する点呼などが適切に行われていなかったものです。
国土交通省は今年6月、日本郵便が配送の事業許可を受けている車両のうち、トラックやバンタイプなどのおよそ2500台について使用の許可を取り消していますが、10月1日は新たに軽貨物自動車に対する処分を通知しました。
それによりますと県内では、登米市の津山郵便局と南方郵便局の軽貨物自動車1台ずつが対象となり、10月8日から、それぞれ143日間と136日間の使用停止処分となりました。