目や耳に障害のある人たちを支える犬「補助犬」の育成を支援しようと1日、秋田市でチャリティーゴルフ大会が開かれました。
この大会は、障害のある人の生活をサポートする盲導犬や聴導犬などの「補助犬」を育成するパートナーズドッグ秋田が毎年開いているもので、2025年で8回目となります。
1日は177人が参加し、プレーの合い間に犬との触れ合いを楽しんでいました。
日本盲導犬協会によりますと、秋田県内では2024年3月時点で9頭の盲導犬が活動していますが、その数は決して多くありません。
補助犬1頭を育てるために必要な費用は約500万円とされていて、コスト面での支援が求められています。
パートナーズドッグ秋田・佐々木信理事長:
「地域ではまだ補助犬を知らない人や理解が少ない人がたくさんいる。こういうものは息長く続けることだと思う。そこに気を付けながら次の世代にもやってもらいたい」
今回のチャリティーゴルフで集まった寄付金は約170万円で、補助犬の育成や訓練の費用に充てられます。