自民党総裁選の5人の候補者がフジテレビ「日曜報道 THE PRIME」に出演し、“首相になった場合、トランプ大統領に最初にかける言葉”を明かした。
アメリカのトランプ大統領は、10月末にも日本を訪問する方向で調整している。次の首相がトランプ氏の会談相手になると見られる中、“首相になった場合にトランプ氏に最初にかける言葉は何か”と問われ、5人の候補がそれぞれ自身の考えを示した。
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また、小泉陣営の牧島かれん広報班長の事務所が、ネット配信動画に小泉氏の応援投稿を要請するメールを関係者に送っていた問題について、小泉氏は「私を支援する議員が例示としてあげた中で一部いきすぎたことがあり、知らなかったとはいえ、それは私の責任で、申し訳なく思っています。私としては緊張感をもって二度と同じことを起こさないように陣営には徹底をさせて、最終的にそのことも含めて国民や党員の皆さんにご判断いただけるように最後まで戦い抜いてまいりたい」と自らに責任を認めた上で総裁選を戦い抜く決意を語った。
さらに、この問題について国民民主党の玉木代表が「他党の候補者への工作をしているのではないかと疑わざるを得なくなる。しっかり検証を行い、結果を公表すべきだ」と主張しており、小泉氏自身が総理・総裁になった場合、検証を行う考えがあるか問うと「ご指摘いただいたことを受け止めて、適切に説明責任を果たすのは当然のこと」と語った。
総裁選は10月4日投開票が行われる。