フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」に自民党・木原誠二選対委員長と鈴木英敬選対副委員長が出演し、8日に要求書面提出となる総裁選の前倒しの是非について見解を語った。
石破政権を党の幹部として支え、辞意を表明している木原選対委員長は、総裁選前倒しの必要性について「きっかけは参議院選挙の敗北ということ。私は選挙の責任者、選対委員長だったわけですから、私も同じまな板の上の鯉だと思いますので、私自身がいいとか悪いとかいうのは天につばすることかと思っています。私自身は(提出は)考えておりません」と前倒しを求めない考えを述べた。
一方、総裁選前倒しを要求すると表明している鈴木氏は「(提出が)10時からですので10時に持って行こうと思っています」とした。
FNNが295人の自民党国会議員と47の都道府県連に行った総裁選前倒しについての調査で、「要求する」と答えた数は151で、過半数の172まで残り21となっている。
また、石破首相が2日の両院議員総会で「しかるべき時にきちんとした決断をする」との発言について木原氏は「首相のこういう言葉は重たいものがある」と述べた上で、その時期については「前段で景気対策・トランプ関税の話、こういったものをいくつか論点をあげられていますから、こういったものに一定程度道筋をつけてというご趣旨ではないかと勝手に思っています。そうするとそんなにいつまでもということにはならないだろうなと思っています」と見解を語った。