和歌山市で2歳の長女を虐待し死亡させた疑いで逮捕された両親が、「虐待の発覚を恐れ病院を受診しなかった」と供述していることが警察への取材で分かりました。

建設業の平晴流容疑者(26)と妻の菜々美容疑者(26)は、当時住んでいた和歌山市の自宅で長女・流菜ちゃん(当時2)に暴行を加え、必要な治療を受けさせずに2025年7月に死亡させた疑いが持たれています。

警察によると流菜ちゃんの死因は全身打撲による外傷性ショックで、2人は病院に連れて行かなかった理由について「虐待が疑われることを恐れた」と供述していることが新たに分かりました。

2024年の秋ごろから暴行していたとも話していて、警察は日常的な虐待を隠そうとしたとみて調べています。

関西テレビ
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