100円ショップ大手の「DAISO」などを展開する大創産業が、初となる公式キャラクター「だいぞう」をお披露目しました。
東京・墨田区にある「アルカキット錦糸町店」のリニューアルオープンに合わせて発表されました。
ダイソー初となる公式キャラは、象をモチーフに、ブランドカラーのピンク、そしてダイソーの頭文字「D」のポシェットがあしらわれています。
店頭では「だいぞう」と写真が撮れるフォトブースのほか、ぬいぐるみやキーホルダーなどグッズ売り場が設置され、早速ぬいぐるみを買い物かごに入れる客の姿も見られました。
DAISOは海外ではアジアや北米など25の国と地域に出店していて、キャラクターを通してブランドイメージの浸透を目指します。
また、リニューアルされた店舗は売り場面積約828坪と東京都内で最大規模となります。
DAISOを含む3つのブランドの複合店となり、幅広い世代を取り込み、買い回りによる相乗効果を狙います。
DAISOでは売れ筋商品である「靴下」をはじめ、「アクセサリー」や「収納」コーナーに注力します。
靴下は約800種類を取りそろえ、売り場面積を通常店舗の2.5倍に拡大します。
アクセサリーは若い世代を意識した商品を増やし陳列にも工夫を凝らしたほか、収納グッズも「まとめ買い」に対応できるよう、陳列数を増やしたといいます。
大創産業グローバル広報課・後藤晃一課長:
「Standard Products」、「THREEPPY」というブランドに関しては、ダイソーと全く違うブランドコンセプトで作ってますので、より多くのお客さまの層にアプローチができる。さらにお会計は1カ所でできるので、お客さまにとっても利便性が高い。多様なフォーマットに適用して出店できるので、地域に合った出店の仕方をしていきたい。
大創産業は今後、複合店の展開を広げるとともに、地域のニーズに合わせた出店や品ぞろえを強化する方針です。