東京都は新たに宅地開発する場合電柱の新設を原則禁止する全国初の条例を制定へ。
「無電柱化」を進めている東京都。
小池都知事は、センターコアと呼ばれる都心中央の都道についてはほぼ無電柱化が終了したとしている。
こうしたなか、無電柱化に向け、新たに宅地を開発する場合、敷地内の電柱の新設を原則禁止とする条例の基本方針を公表した。
制定されれば全国初となる。
都によると、宅地では敷地内の道路の多くが私道で、年間500件程度宅地開発が行われているが、その多くで電柱が新設されているという。
小池都知事は、「防災の観点からも無電柱化は重要であり、減らしていこうとしているのに増えていくのはどうか」と述べ、条例制定への理解を求めた。