海外での日本食ブームを背景に、宮城県涌谷町の醸造会社から、みそとしょうゆがドイツに輸出されることが決まり、9月26日、出発式が行われました。
創業117年の老舗、涌谷町の川敬醸造は、仙台みそや、しょうゆを全国で販売しています。
この会社ではしょうゆ部門で、農林水産大臣賞を受賞したほか、社長の川名醸治さんは2018年に、農業や商業で優れた技術を持つ人などに送られる黄綬褒章を受章しています。
今回の輸出は涌谷町の副町長と、ドイツの貿易会社代表が古川高校で同級生だった縁などがきっかけで実現したということです。
川敬醸造 川名醸治社長
「ドイツはみその普及が半ばということで、普及の可能性としては大きく膨らむのかなと思っております」