スペイン中部の街で目撃されたのは、止めてあった車を襲った突然の悲劇。
大きな角を持ち、怒り狂う闘牛が止まっていた黒い車に向かって突進。
街路樹をなぎ倒すほどの勢いです。
車を盾に隠れていた人も慌てて逃げ出しました。
車を壁際まで押しやっても闘うことをやめない闘牛。
後輪は浮き上がり、パーツがはじけ飛びます。
闘牛の襲撃を受けた車は側面や後部が大きくへこみ、傷だらけの状態です。
なぜ街中で闘牛が暴れていたのでしょうか。
実はこの日、スペインの伝統行事「闘牛レース」が行われていて、コースを外れた闘牛が機嫌を損ね、会場近くに止めてあった車に突進し始めたといいます。
ボロボロになった車の持ち主は、地元メディアに対し「私はこの地域に住んでおらず、車が使えない状態になっているのを見て、人生最大のショックを受けました」と話したといいます。
さらに持ち主は、祭りが行われていることも全く知らなかったということです。