東かがわ市議会の前の議長のパワハラ問題について、市議会は9月26日、前議長の市職員へのパワハラ行為を認定した報告書を市長に提出しました。

東かがわ市議会の工藤正和議長が上村一郎市長に報告書を手渡しました。報告書では、当時議長だった渡邉堅次市議の市職員に対する9件の行為をパワハラに認定すると結論付けています。

この問題は、渡邉市議が複数の職員に対し感情的に激しい口調で詰問したなどとして上村市長が市議会に事実関係の調査などを求める申し入れを行っていたものです。

議会が設置したハラスメント調査特別委員会は渡邉市議のパワハラ行為を認定し、24日、議会で結果報告を行いました。渡邉市議は、その日のうちに議長を辞任しています。

(東かがわ市 上村一郎市長)
「職員から声があがり看過できないとの思いでの申し入れだったのでパワハラが認定されて良かった。今回のことは非常に残念な事案だったがこれからも議会と行政手を取り合って東かがわ市を前に進めていきたい」

議員の職員へのパワハラを巡っては、三豊市と善通寺市でも市長が市議会に対し事実関係を調査するよう求める申し入れを行っています。

岡山放送
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