愛媛県の新型コロナウイルスの感染の状況は、注意報レベルが続いていると26日に発表されました。ウイルスの遺伝子検査を8月と9月もした結果、全て感染力が強い「ニンバス」の系統でした。県は予防を続けるよう呼びかけています。

愛媛県によりますと、新型コロナの感染者を県内全体で見ると、9月21日までの1週間で1医療機関あたり平均で13.37人を確認。前の週と比べ1.52人減ったものの、今後大きな流行の恐れがある注意報レベルが続いています。

ウイルスの遺伝子検査を8月と9月もあわせて20例したところ、全てオミクロン株から派生し感染力が強い「ニンバス」の系統でした。

保健所別で最も多いのが西条で18.17人、次いで宇和島が15.50人で前の週から増えています。このほかは中予14.75人、今治13.50人、松山市13.42人、四国中央10.50人、八幡浜5.25人です。

この週の入院患者は17人で横ばいの状態で、70歳以上が64.7%を占めています。

愛媛県は、高齢者や基礎疾患がある人が感染すると重症化するリスクが高まるとして、定期的な換気や手洗い、必要に応じたマスクの着用などで予防するよう呼びかけています。

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テレビ愛媛
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