熊本地震から10年を迎えるのを前に、「助け合う心」を育みました。
阿蘇市で学生たちが参加したキャンプ。
疑似体験したのは災害時の避難所です。
【担当スタッフ】
「武道場(避難所)の照明やコンセント類は、一切使えないという想定で進めます」
これは防災について学んでもらおうと、国立阿蘇青少年交流の家などが20日、初めて開いたもので、県内の高校生や大学生など11人が参加しました。
参加者は避難物資を使って段ボールのベッドや男女を分ける壁を設置するなど、避難所の設営を体験。
さらに、物資の受け入れや訪問者の対応も行いました。
【参加した大学生】
「自分が大災害に遭ったときにどう行動ができるのか、どんな難しいことがあるのかを実際に経験してみたくて参加しました」
参加者は1泊2日の日程でリアルな避難生活を体験し、危機を乗り越えるために皆で協力することの大切さを学びました。