『怪談』など数多くの作品を著した、明治時代の作家・小泉八雲を偲ぶ会が、9月26日に熊本市で開かれました。
熊本市中央区の小泉八雲熊本旧居で行われた『八雲忌』。八雲の命日にあたる9月26日は、『旧居保存会』や、『熊本八雲会』のメンバーなど関係者が集まり、小泉八雲を偲びました。
また、『くまもと朗読研究会』が、『怪談・食人鬼』や熊本を舞台にした『橋の上で』など7つの八雲の作品を朗読しました。
【朗読『食人鬼』より】
「死ぬと直ちに生まれ変わって、食人鬼と成り果てました」
最後に、島根県松江市とリモートでつなぎ、八雲のひ孫にあたる小泉凡さんが、「今後とも八雲ゆかりの地が深い絆で結ばれることを願う」と挨拶しました。