列車の乗務員や車両整備の担当者が災害時などの対応力を競うコンクールが25日大分県大分市で開かれました。
このコンクールは火災や地震などの異常が発生した場合に乗客を安全かつ迅速に守る技術や知識を向上させようと、JR九州が毎年開催しているものです。
2025年は初めて沖縄をのぞいた九州7県が合同で実施。
車両の不具合への対処や乗客の避難誘導など3つの部門で正確性やスピードが審査されました。
参加した22チームおよそ170人は互いに連携を取りながら問題に対応していました。
◆大分車両センター中村裕之さん
「誤った情報のまま作業してしまうと作業者も命を落とすことに繋がりかねないので、安全面を注意しながら日々の作業に取り組んできたい」
JR九州は「コンクールを通して社員の技術の継承をはかり安全な運行に努めていきたい」と話しています。