大分県消防学校で25日卒業の日を迎えた消防士たちが半年間に渡る訓練の成果を披露しました。
由布市の県消防学校で卒業の日を迎えたのは2025年春、入校した36人の消防士です。
25日は式の前に卒業生たちがこれまで学んできた成果を関係者や家族などの前で披露しました。
卒業生たちは建物の間に張られたロープを全身を使って素早く渡る訓練や、実際の建物火災を想定した消火訓練などを行い、半年間で培った技術を発揮していました。
◆県消防学校 緒方信幸校長
「学校で出来ることは基礎の知識技術の習得今から先は応用の世界になってくる。感謝の気持ちを忘れずに地域の皆さんから信頼される消防人を目指してもらいたい」
卒業生は26日から県内11の消防本部や消防局で消防士として勤務するということです。