伯耆町・小澤町長:
地元自治体は、全て反対です。伯耆町長として鳥取風力発電計画に反対を表明するものであります。

鳥取県西部の3つの町にまたがって計画されている大規模な風力発電の計画に対し、伯耆町の小澤町長が9月25日、計画反対を正式に表明しました。

東京に本社を置く「日本風力エネルギー」が伯耆・江府・日野3町の山林に高さ176メートルの風車22基を設置し、2030年の稼働開始を目指しているものです。

この計画に対して、江府町と日野町はすでにに反対の立場を明らかにしていましたが、約9割の風車が設置される伯耆町では住民から町に対して推進と反対、それぞれの要望が出され町長の判断が注目されていました。

25日午後、伯耆町で開かれた記者会見には江府町の白石町長と日野町のさこ(つちへんに谷)田町長も同席し3町が「反対」で足並みを揃えたことをアピールしました。

3町は今後、事業者に対して計画の中止を求めると共に、県に協力を求め事業の許認可権を持つ国に対しても地元自治体として反対の意思を伝えたいとしています。

風力発電は次世代の再生可能エネルギーとして重要視されていますが、いざ建設となると各地で問題が定義されています。地元への丁寧な説明などは今後ますます重要になっていきそうです

TSKさんいん中央テレビ
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