広島県内の夢や目標に向かって頑張る子供たちを応援夢キラリ。今年7月に行われた全国高等学校総合体育大会 弓道競技男子個人で、準優勝に輝いた崇徳高校弓道部。今回は、初出場にして準優勝に輝いた大塚海斗くん(高3)にインタビューしました。
―大会を振り返ってどうでしたか?―
日々行われる的は12寸的で36cmの的を狙うが、決勝の5本目からは8寸(24cm)
の的になります。8寸的は2本目まであてて、3本目で僕ともう1人の3人中2人が外して、そのあと順位決定の「遠近法」で相手よりも中央に近かったので2位になりました。日本一を目標にしていたので悔しかったです。
―自分のスタイルを進化させるために取り組んでいることは何ですか?―
自分の射の基本が崩れてしまうと、まとまった的中にならなくて、的にあたってもその射が自分にとって良い射とは思わなかったりする事も多々あるので、鏡などでみて動作の違いなど自分の射がどうやったらそこにいくのかを研究していく事が大事です。大学の弓道では日本一を獲れるようがんばりたいです。
―常に心にとどめている夢きらめく言葉はありますか?―
「勝負は常に時の運」で、笠岡監督に言われた言葉です。骨折から復帰して自分の射ができても、あたらなかった時にその言葉をもらいました。大会まで1ヶ月を切っていたので、焦って焦って仕方がなかったです。努力をしてある程度の的中率を出すようになって、そこで試合の結果を左右するのが運なので、その言葉をもらった時は嬉しかったです。日本一を獲れるような後輩を育てる事や自分がそのように成長していく事が笠岡先生への一番の恩返しになると思っています。
―将来の夢について教えてください―
弓道の面白さを教えてくれた先生たちのように、教師として弓道に関わっていきたいです。
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