岸田前首相の襲撃事件で懲役10年の一審判決を受けた男の控訴を棄却です。
木村隆二被告(26)は2023年、和歌山市の選挙演説会場に自作の爆発物を投げ込み、岸田前首相とその周辺にいた人たちを殺害しようとした罪などに問われています。
岸田前首相は無事で、2人が軽いけがをしました。
木村被告は殺意を否認していますが、和歌山地裁は「『死んでもかまわない』という未必的な殺意があった」などとして、懲役10年の判決を言い渡しました。
この判決を不服として木村被告は控訴しましたが、大阪高等裁判所の石川恭司裁判長は控訴を棄却する判決を言い渡しました。