自民党総裁選挙4日目は、候補者それぞれが挨拶まわりや視察に専念しました。
小林元経済安保相は午前、日本薬剤師会を訪問し、団体が持つ党員票の獲得を見据え、「できる限りの支援はお願いしていきたい」と述べました。
茂木前幹事長は、トランプ関税の影響を踏まえ、群馬県にある自動車の部品工場を視察しました。
林官房長官は議員票の積み増しを狙い、議員会館の事務所をまわり、支援を呼びかけました。
高市前経済安保相は午後、報道各社のインタビューに応じ、経済対策など自らが掲げる政策について発信しました。
小泉農水相は国会内で山梨県知事と面会し、農産物に関する要望を受けた一方、陣営は東京都内で選挙対策会議を開きました。
5人の候補者は、24日まで連日、論戦を繰り広げたものの、「独自色」が見えづらい展開となっていて、中盤戦以降の各陣営の選挙戦術に注目が集まります。