川崎市にあるマンションの駐輪場で、卑劣なバイク泥棒の犯行をカメラが捉えた。見張り役と実行役に分かれ、複数台の中から狙った1台を持ち去ったとみられる。
わずか2分間で…2人組が防犯解除しバイク盗難
8月28日午後11時半頃、川崎市にあるマンションの駐輪場に、頭にヘルメットを被り、顔を隠すようにマスクをした2人組が現れた。

指をさし、ターゲットを確認するや否や、1人がバイクの近くでガサゴソとし出した。そして、もう1人は見張り役なのか、外に移動した。

タクシーがそばを通りかかると一度手を止め、バイクから離れるような様子もあった。
被害者:
ハンドルロックはしていたし、防犯アラームもついているタイプのバイクなんですよ。全部解除されて持っていかれた感じですよね。

バイクを盗み出すのにかかったのは、わずか2分間だった。
この2人組は、駐輪場に置かれた何台ものバイクからなぜこの1台を狙ったのだろうか?
被害者:
(盗まれたバイクは)圧倒的に被害届の出ているバイクということで、盗む側からしてみたら盗みやすいんだと思うんですよ。
翌日には工具一式など公園で発見
ところが、この翌日に事態は急変。
被害者:
公園に捨ててあったみたい。工具一式とスマホホルダー、僕の所有(のバイク)だと分かる、自賠責の書類(が見つかった)。

盗まれたバイクは、娘のために購入した、思い入れが強い愛車だった。
被害者:
見た感じ手慣れた様子。怒りしかない。
警察は、窃盗事件として2人組の行方を追っている。
(「イット!」9月24日放送より)
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