8月の記録的な大雨で発生した大量の災害土砂を八代市に計画されている県営工業団地の整備に活用します。
24日から工業団地の予定地に、災害土砂を搬入する作業が始まりました。
8月の記録的な大雨で、土石流や土砂崩れが発生した八代市興善寺町など龍峯校区では、大量の岩や土砂が住宅や道路に流れ込みました。
被災者の一日も早い生活再建に向け、現在も土砂の撤去作業が進められていますが、土砂の仮置き場が少ない状況となっています。
【堂前 泉紀 記者】
「八代市の県営工業団地建設予定地です。月の大雨で発生した災害土砂が搬入されています」
県と八代市は、龍峯校区の災害土砂を計画されている県営工業団地の整備に活用。
24日から工業団地の予定地に災害土砂を搬入する作業を開始しました。
県によりますと、龍峯校区で発生した災害土砂は約3万立方メートルに上るとみられていて、このうち1万3000立方メートルが搬入される予定です。
【熊本県 企業立地課 工藤 あずさ 審議員】
「まずは被災された方の一日も早い生活再建が重要なので、八代市と連携して早急な対応に努めたい」
搬入された災害土砂は、工業団地の盛り土として活用するということです。