大分県内の感染症の最新動向が24日発表されました。

新型コロナの感染者数は引き続き注意報レベルを上回っているほか、いわゆるリンゴ病の感染者数は警報レベルを超えています。

県によりますと、9月21日までの1週間に報告された新型コロナの感染者数は1医療機関あたり12.69人でした。

2週連続の減少となりましたが依然として注意報レベルの10人を上回っていて流行が続いています。

保健所別で見ると、大分市が最も多く16.82人、次いで西部が14.40人などとなっています。

また伝染性紅斑、いわゆるリンゴ病の感染者数は16週連続で警報レベルを超えています。

県によりますと、リンゴ病は10歳未満の子供に多く見られる風邪のような症状ですが、妊娠中の女性が感染した場合、流産に繋がる恐れもあり、注意が必要です。

県は「秋は運動会や文化祭などの学校行事を通じて感染が拡大する恐れがあります。手洗いうがいや換気などの基本的な対策を徹底してほしい」と注意を呼び掛けています。

テレビ大分
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