アメリカ軍が岩国基地で行っている空母艦載機の陸上離着陸訓練「FCLP」は、開始から4日間の騒音回数が、基地周辺の計測地点で1000回を超えたことがわかりました。

今月17日に岩国基地で始まったアメリカ軍のFCLPと呼ばれる訓練は、週明けの22日で4日目を終えました。
この訓練は戦闘機の車輪を地面につけた直後に離陸する「タッチ・アンド・ゴー」を繰り返すため、周辺に大きな騒音が長時間続きます。

岩国市の発表によりますと、22日までの4日間で「タッチアンドゴー」などFCLP関連の飛行は928回でした。
「騒音」とされる「70デシベル以上が5秒以上」続いた回数は、滑走路の北側で1013回、南側で1129回あったということです。

岩国市には騒音に対する苦情が、4日間で648件寄せられたということです。
FCLPの実施期間は今月26日までで、日中と夜間の時間にも予定されています。

テレビ新広島
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