この秋は、クマのエサとなるブナなどの実が不作なため、クマの大量出没が予想される中、大野市が対策会議を開きました。クマの駆除を巡っては、9月から新たに市や町の権限で市街地で猟銃を使用できる「緊急猟銃」が始まったことから、大野市で28日に対応訓練が行われます。
      
市が開いた会議には、県や市の担当者、地元の猟友会などが出席しました。
  
会議では、県内のクマの出没は今年4月から9月21日までに394件確認され、大野市の件数は県内の市町で2番目に多いことが報告されました
  
またクマの駆除について、9月から市町の権限で市街地での猟銃の使用が出来るようになったことから、県と市は適切に実施できるよう対応訓練を行うとしました。
  
訓練は、28日に大野市の旧尚徳中学校付近で実施。駆除まで一連の流れを確認するとともに、手続きのマニュアルを整えることにしています。

福井テレビ
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