猛烈な台風18号の影響で台湾東部では23日、大規模な洪水が発生し、これまでに2人が死亡、30人が行方不明となるなど大きな被害が出ています。
台湾メディアによりますと23日、東部の花蓮県で台風18号による大雨により、せき止め湖から水があふれました。
この影響で下流の橋が流されたほか、堤防が崩壊して市街地に大量の水が流れ込み、多くの建物が浸水するなどの被害が出ていて、これまでに2人が死亡、30人の行方が分からなくなっているということです。
台風18号は台湾の南の海上を通過し、24日に中国南部や香港などに接近する見込みで、現地の日本総領事館は在留邦人や旅行者に対し、最新の気象情報に注意して安全を確保するよう呼びかけています。