5カ月間の厳しい訓練に励み消防士として新たな一歩を踏み出します。

益城町にある熊本県消防学校で先日、第70期初任科生の卒業式がありました。

ことし4月に熊本県内12の消防本部に採用された83人の消防職員です。

約5カ月間、益城町にある熊本県消防学校で初任科教育訓練に励んできました。

この日、消防学校を卒業する83人は保護者の前でこれまでの訓練の成果を披露します。

卒業式では、一人一人に卒業証書が手渡され、熊本県消防学校の松山 正宣 校長「地域の人たちを支える立派な消防士になってください」とはなむけの言葉を贈りました。

【卒業生代表 熊本市消防局 牛島 理子さん】
「どんな時も周りの人たちへの感謝の気持ちを忘れず、常に挑戦しながらどんな壁にぶつかろうと初任科の日々を思い出し前を向いて一歩ずつ進んでいこうと思います」

卒業生たちは、県内の各消防本部に配属され一人前の消防士を目指して新たな一歩を踏み出します。

【熊本市消防局 山内 響 さん】
「仲間と協力して物事に取り組んでいくことで、自分が力尽きた時とかそこから湧き出てくるもう一つの力みたいなものがあって仲間の大切さを改めて実感しました」

【熊本市消防局 田尻 知尋 さん】
「感謝の気持ちを忘れずに自分がやりたいことを挑戦し続けて。先輩たちとともに消防の一員として頑張っていきたいと思います」

【帽子投げ】
「70期最高!」

テレビ熊本
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