9月23日は秋分の日…秋と言えばスポーツの秋でもあります。23日、宮城県内各地では施設の無料開放など様々なイベントが開かれ、このうち、仙台市太白区のゼビオアリーナ仙台では、アイススケートリンクが開放されました。

太白区のゼビオアリーナ仙台は、今年7月にリニューアルオープンし、国際規格を満たし通年で利用できるアイススケートリンクが県内で初めて整備されました。

こうしたなか、23日はスケートを身近に感じ楽しんでもらおうと、オープン以来2度目となる無料開放が行われ、家族で練習したり、さっそうと滑ったりと多くの人がスケートを楽しみました。

訪れた人
「楽しいです」
Q.何に乗っているの?
「アザラシ」
Q.スケートするのは初めてですか?
「初めてです」
Q.氷乗ってみてどう?
「ツルツル」
「素晴らしいことだなと思って。いろいろな経験をしてもらえるのでうれしいです」

ゼビオアリーナ仙台は年内にも、再び無料開放を実施したいとしています。

一方、こちらは利府町のキューアンドエースタジアムみやぎ。スタジアムは2022年に発生した福島県沖地震で2階席がゆがむなどの被害を受けましたが、復旧工事を終え、23日、6年ぶりに無料で開放されました。

子供たちは青空のもと、50メートル走やボルダリングに取り組み、思う存分、体を動かしていました。

子供たち(Q.きょうは何で遊んだ?)
「ちびっこかけっこです。楽しかった」
「ちびっこリレーを2回やって、さっき輪投げをやった」

子供「ボルダリング。簡単だった」
父親「どんどん遊べて、うれしいと思います」

Qタイム何秒でしたか
子供「10秒42です。かけっこが楽しかった」
母親「すごい天気が良くて、なかなかこういうところで走れる機会がないので良い体験になりました」

県総合運動公園は、今年で開設から30年となります。

そして、太白区の富沢中学校で行われていたのは…。

志村雄彦社長(指導)
「前にディフェンスがいて、止まれないと思ったら、右足、左足でシュート」

仙台89ERSの志村雄彦社長やチームのアカデミーコーチを招いた、バスケ教室です。これは、部活動の地域移行など、外部指導員を導入する動きが進む中、課題となっている指導者不足を補おうと、仙台経済同友会が主催したものです。

23日は近くの中学校も含めて、バスケ部に所属するおよそ50人が参加し、体の軸を作る基礎練習から、ディフェンスを翻弄するドリブルまで、熱心に技術を学んでいました。

参加した生徒
「スピードをつけないといけない時に、ドリブルは自分より前でつくようにすることを学んだので、試合でやりたい」
「シュートの止まり方の足をちゃんと知らなかった部分があって、今回の体験で学ぶことができた」

仙台89ERS 志村雄彦社長
「チームで一緒に目標に向かっていくのは、教育として非常に重要だと思っているので、これからもこうした活動に一緒に取り組んでいきたい」

仙台経済同友会も、こうした活動を続けていきたいとしています。

仙台放送
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