きょう=22日告示された、自民党の総裁選挙に出馬した5人について、日本維新の会の吉村代表は、「他党の政策をどう考えるか示してもらいたい」と話しました。

自民党の総裁選挙が告示され、小林鷹之元経済安保相、茂木敏充前幹事長、林芳正官房長官、高市早苗前経済安保相、小泉進次郎農水相の5人が立候補を届け出ました。

日本維新の会の吉村洋文代表は、これまで慎重な姿勢を示していた連立について、公約実現のための選択肢として「排除しない」と発言しています。

そのうえできょう=22日、野党の政策に関する考えも示すべきと話しました。

【日本維新の会 吉村洋文代表】「いま過半数もない状況のなかで、他党の政策や公約についてどう考えるか示してもらいたい」

自民党の新総裁は来月4日に誕生します。

■共同・太田氏 維新について「連立入りの可能性が相当高まってきている」

維新・吉村代表のこうした受け止めについて、共同通信社の太田昌克論説委員は「維新の連立入りの可能性が相当高まっている」と指摘しました。

【共同通信社 太田昌克論説委員】「連立入りの可能性が、相当高まってきているなっていう感じが私はしています。

ある維新の幹部がこう話していました。『吉村代表の熱量は『副首都構想』が100としたらその他の政策は20からから30だ』と。

過半数割れした自・公に対して、維新もある意味では優位な立場にありますから、これを千載一遇のチャンスとして、悲願の『大阪都構想』とも関連する、この『副首都構想』を、ぜひ実現したいっていうことかと思います。

(Q.『副首都構想』が連立の条件になるということ?)
【共同通信社 太田昌克論説委員】「おそらく事実上の…これ目玉政策ですから、重要な条件になってくると思います。

『閣内』か『閣外』かわかりませんけど、いずれにしても、どの候補が(総裁に)なっても維新との連立協議は非常に重要なプロセスになっていくと思います」

(関西テレビ「newsランナー」2025年9月22日放送)

関西テレビ
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