2025年創建1300年を迎えた大分県の宇佐神宮に特別なステージが設けられました。
21日までの2日間、ミュージシャンの宇崎竜童さんがコンサートを行い、荘厳な境内で圧巻のパフォーマンスを披露しました。
自身の大ヒット曲「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」を熱唱するのは宇崎竜童さんです。
ステージが組まれた場所は、宇佐神宮の境内。2025年で創建1300年を迎えたことを記念して企画された特別なコンサートです。
◆宇崎竜童さん
「大きい神宮や大社は鳥居から一歩足を踏み入れた途端に俗世の空気と違う気が漂っている。空気が変わるというか普通のホールでやるのとは気分が全然違う」
歴史ある宇佐神宮でパフォーマンスを行うことについてこう語った宇崎さん。
ただ、初日の20日は雨により、野外でのステージの開催が危ぶまれていました。
◆宇崎竜童さん
「やっぱり雨が降っている中でやるのと、お客さんもやる方も気分が違うから虹が出て夕焼けが見えたから気分がいいなと思って」
開演は30分遅れたものの、雨は上がり、無事開催。空には虹がかかり、特別なステージに彩りを添えていました。
さらに、スペシャルゲストも。
三浦友和さんと山口百恵さん夫妻の長男で、宇崎さんと親交のある歌手の三浦祐太朗さんが登場し、会場を沸かせました。
◆三浦祐太朗さん
「大分の宇佐神宮で宇崎さんのライブを横で見ながら、僕も30分間、すごく緊張するが(一緒に)やらせてもらえる貴重な経験でこんなに幸せなことがあっていいのかとそんな気持ち」
普段から神社巡りをしているという宇崎さん。八幡社の総本宮・宇佐神宮でコンサートができることが楽しみだったということで、演奏にも自然と熱が入っているようでした。
圧巻のパフォーマンスで熱気に包まれた境内。創建1300年の歴史に新たな1ページが刻まれました。