麻薬のケタミン約40キロをスーツケースに隠してシンガポールから密輸した疑いで、タイ国籍の女3人が逮捕されました。
麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたのはいずれもタイ国籍のグリンスバン・モンチター容疑者(23)、プンジアム・プティター容疑者(23)、トーンマーク・グリティヤポン容疑者(23)の3人の女です。
福岡空港警察署や門司税関によりますと3人は共謀し営利目的で9月4日、麻薬のケタミン約42キロをスーツケース3個に隠し、シンガポールのチャンギ空港から航空機で密輸した疑いです。
福岡空港で税関職員に発見されました。
3人は知人どうしで、調べに対し、グリンスバン容疑者は当初「持ってきたことは間違いないが、私のものではありません」と話していましたがその後、黙秘に転じた一方、プンジアム容疑者やトーンマーク容疑者は「違法な薬物だと認識していた」などと容疑を認めているということです。
ケタミンの密輸量としては門司税関管内では過去最多ということで、警察は入手先や販売ルートなどを詳しく調べることにしています。