秋の空気に包まれている県内では、22日朝の最低気温がすべての観測地点でこの秋最も低くなりました。
22日朝6時40分ごろの三次市の高谷山です。
標高およそ490メートルに位置する展望台からは雲海が見られました。
気温が下がった空気が山あいに溜まり、その場で空気中の水蒸気が冷やされることで神秘的な光景が広がります。
【訪れた人は】
「言葉が出ない、綺麗すぎて。1分ごとに景色が変わって。全然イメージと違いました」
22日朝の最低気温は、神石高原町油木と庄原市高野で平年並みの12.6度などと、県内すべての観測地点でこの秋最も下がりこの時期らしい肌寒さとなりました。
20日に秋雨前線が通過して以降、秋の空気に包まれ放射冷却の影響が出始めています。
秋の空気におおむね覆われるのは23日までで、24日以降は再び夏の空気の影響でこの時期の平年を上回る気温が見込まれています。