宮城県蔵王町にある国の重要文化財「我妻家住宅」が、地震被害からの復旧工事完了後、初めて一般に公開されました。
我妻家住宅は1753年に建てられた、豪農・我妻家の住宅で、大きなからぶき屋根や39坪の広い土間などが特徴の建物です。
当時の建築技法がかつての農家の暮らしを伝えているとし、周辺の蔵などとともに国の重要文化財に指定されています。
一方で、2021年と2022年に蔵王町で震度6強を観測した福島県沖地震では、建物の壁が崩れ落ちるなどの被害を受けました。
復旧工事はおよそ5年にわたり、9月21日は、工事完了後、初めての一般公開となりました。
訪れた人
「江戸時代からこうして建っているのはすごいなと思って、日本の建築、木造で釘とかは修繕前は使ってなかったと思うし、すごいと思って見ました」
訪れた人
「素晴らしいと思いました。こんなにきれいに修復され。若い人たちに代々残していける胸を張って自慢できる古民家だと思いました」
我妻家住宅は毎月第3日曜日に一般公開されます。