宮城県富谷市は今月、60代の男性がクマに襲われた現場の近くで、クマ1頭が捕獲されたと明らかにしました。
富谷市富谷新町にある「御所橋」の近くでは、今月12日午後8時40分ごろ、歩道を歩いていた60代の男性が突然、クマに襲われる被害に遭いました。
男性は頭や顔、上半身などを複数ひっかかれ出血するなどのけがをしました。
被害を受け富谷市は、この現場の近くに箱わなを設置していましたが、9月20日午後6時半ごろ、わなにかかったクマ1頭を見つけ、21日午前7時20分過ぎ、警察立ち合いのもと、猟友会により駆除したということです。
クマは体長1メートル36センチの雌でした。
男性を襲ったクマと同じ個体かは分かっていませんが、富谷市は「引き続き、地域住民に注意喚起するとともに、関係機関と連携しながら周辺地域の安全確保に努めてまいります」とコメントしています。