愛媛県は新型コロナウイルスの感染が依然として増え、注意報レベルが続いていると19日に発表しました。特に5~14歳の年齢層が前の週の1.6倍になっているほか、入院患者の約76%を70歳以上が占めていて、予防を続けるよう呼びかけています。

愛媛県によりますと、新型コロナの感染者を県内全体で見ると、9月14日までの1週間で1医療機関あたり平均で14.89人を確認。前の週と比べ1.19人増加していて、今後大きな流行の恐れがある注意報レベルが続いています。

保健所別で最も多いのが西条で17.83人。次いで中予17.00人。松山市16.83人。四国中央14.75人。宇和島が12.00人。今治11.50人。八幡浜9.00人となり、八幡浜を除いて注意報レベルになっています。

年齢別では5~14歳が前の週の1.6倍になっているほか、入院患者は前の週と今回の週をあわせると42人で、このうち76.2%を70歳以上が占めています。

県が7月に行った遺伝子検査では、オミクロン株から分かれた変異株で感染力が強い「ニンバス」が9割を占めています。

愛媛県は学校での集団生活を通じて感染が広がった可能性があるほか、高齢者や基礎疾患がある人が感染すると重症化するリスクが高まるとして、定期的な換気や手洗いなどで予防するよう呼びかけています。

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テレビ愛媛
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