愛媛の昭和100年 「〇〇の秋」にまつわる思い出
愛媛の昭和100年を振り返る今回は「愛媛の秋」にまつわる出来事。
秋といえば、「芸術の秋」と「食欲の秋」にスポットを当て、昭和から平成にかけての印象的な出来事を紹介。
松山市の文化の殿堂誕生から、伊予の山で見つかった珍しいマツタケまで、県民の記憶に残る秋の風景を辿る。

芸術の秋にオープン 「愛媛県美術館」落成式
昭和45年に「芸術の秋」を彩る「愛媛県立美術館」の落成式が行われた。
この美術館が出来るまで、美術展などのイベントは、同じ堀之内の「愛媛県民館」で行われていたが、照明がうす暗く美術展向きの施設ではなかった。
また、愛媛県立美術館は1998年の愛媛県美術館のオープンにあわせて、「愛媛県美術館南館」となり、現在も愛媛の美術の殿堂として、広く親しまれている。

二股のマツタケを見つけたのはもちろん初めて
平成16年、広田村でとんでもないものが発見。
秋に食べたい味の代表格といえばマツタケだが、当時の伊予郡広田村でなんと二股に分かれたマツタケが発見された。
マツタケ狩りをしていた地元の農家の男性が発見したもので、笠が2つ並んでいたのを見てゆっくりと引き抜いてみたら、根元はひとつで二股だとわかったということです。
発見した男性は、40年以上マツタケ狩りをしているベテランだが、二股のマツタケを見つけたのはもちろん初めて。
「金を掘り当てたような気分」と大興奮だった。
