愛媛県などで特殊詐欺の実行犯の「かけ子」を勧誘し去年摘発された事件で、この事件の指示役とされる男が19日に逮捕されました。警察は余罪があるとみて調べています。
職業安定法違反の疑いで逮捕されたのは、兵庫県神戸市中央区二宮町に住む自称自営業・寿魁螺容疑者(52)です。
警察の調べによりますと寿容疑者は、共謀者とおととし11月頃、すでに逮捕されている男(当時43)に特殊詐欺の電話を海外でかける「かけ子」の紹介を依頼し、岐阜県の男性(当時28)を紹介されて、愛媛県などで勧誘した疑いがもたれています。
容疑に認否は明らかにされていません。警察は余罪があるとみて犯行グループの役割の解明を進めます。