昭和天皇の后で天皇陛下の祖母にあたる香淳皇后の生涯を記録した「香淳皇后実録」が完成し、天皇皇后両陛下に届けられました。
香淳皇后は1924年に昭和天皇と結婚し、上皇さまなど7人の子どもを育てられました。
戦後は昭和天皇と共に各地を訪問したほか、日本赤十字社の初代名誉総裁を務め、2000年に97歳で亡くなりました。
天皇陛下の祖母にあたる香淳皇后の生涯をまとめた「香淳皇后実録」は、側近の日誌など約1500点の資料をもとに17年かけて完成し、両陛下はきのう、皇居で宮内庁長官から実録を受け取り、編集にあたった職員を労われたということです。
また、きょう午前、上皇ご夫妻にも届けられました。
約3800ページに及ぶ「香淳皇后実録」は、戦前の「皇后」が果たした役割や活動などを知る手がかりともなり、内容は来月9日に宮内庁ホームページで公開される予定です。
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