「線香と火事の因果関係を検証する実験」を行い、その結果を伝えたX(旧ツイッター)の投稿が話題になっている。

検証したのは、和歌山・御坊市で仏壇・仏具を販売している株式会社阪本の代表取締役・阪本琢磨さん。

“煙の量の多い線香”で3種の素材を検証

1月12日の投稿で「線香を販売している仏壇店としてかなり気掛かりなので、線香と仏壇周りの燃えそうな物を使って検証してみました」として、その結果をまとめていた。

なお検証で使用した線香は、「煙の量の多い=熱量が多いもの」だという。

そして、火をつけた線香を1本、「畳+畳縁」「経机(お経を読む際に経典を置く机)に敷く防炎マット」「防炎素材では無い導士布団」の3種類の上にそれぞれ置き、燃え尽きるまで見守った。

火をつけた線香と「畳+畳縁」(提供:株式会社阪本)
火をつけた線香と「畳+畳縁」(提供:株式会社阪本)
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気温は16〜20度前後、朝9時~11時にかけて行い、「換気に気をつけて、消化器を手元に置いて行った」としている。

それぞれの結果は…