使ったら「正しいお手入れ」が大切

コンロによる事故を防ぎたいなら、使用後のお手入れも重要だ。本体の水分や塩分を残さないよう、使う度にきれいにしてほしいという。

「コンロは金属部品が使われているので、水分や塩分があると、さびやすくなります。使用後はタオルなどで水拭きして汚れを落とした後、乾拭きするのが基本です」

ただし、本体を丸ごと水洗いするのはNG。点火不良や故障の原因になるそうだ。

物置での保管は避けよう(画像はイメージ)
物置での保管は避けよう(画像はイメージ)

また、保管場所にも配慮が必要。湿気やホコリが付きにくく、温度の変化が小さい、室内で保管するのが望ましい。置き方は縦置き、横置き、どちらでもOKだという。

「庭の物置など、室外は基本的にNGです。さびやすく、ホコリもつきやすいですし、コンロに虫が巣を作ってしまうことも多いんです」

適切に保管しておいても、久しぶりに使う場合は、表面を丁寧に拭いてから使うのがベターだ。ホコリが残っていると、点火の際に引火するリスクがあるという。

「数カ月使う予定がない場合は、購入時の箱に入れて保管しておくと、ホコリも付着しにくく、長持ちにつながります」

寒い時期はコンロの出番も増えるはず。ルールを守った使い方、こまめなお手入れ、保管場所に留意したいところだ。

プライムオンライン特集班
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