今週は、中山でオールカマー・GⅡ、
そして阪神では菊花賞トライアル神戸新聞杯・GⅡが開催される。
オールカマー・GⅡ
中山芝2200mが舞台となるオールカマー・GⅡ。
優勝馬には天皇賞(秋)・GⅠへの優先出走権が与えられる。
今年はレガレイラとドゥラドーレスの兄妹対決に注目が集まる。
【有馬記念覇者 レガレイラ(牝4)】

グランプリホースのレガレイラがここから始動する。
2023年のホープフルS・GⅠでは、牝馬による43年ぶりの2歳牡牝混合GⅠ制覇。
そして、去年の有馬記念では64年ぶりの3歳牝馬Vを達成し、
歴史を塗り替え続けてきた。
春秋グランプリ制覇を狙った前走の宝塚記念では大敗を喫した。
これまでのGⅠ2勝は、いずれも中山競馬場で果たしたもの。
相性抜群の舞台でグランプリホースの意地を見せられるか。

鞍上は、引き続き戸崎圭太騎手(45)。
先週、年間100勝を達成した名ジョッキーと完全復活を狙う。
【悲願の重賞制覇へ ドゥラドーレス(牡6)】
そのグランプリホースに挑むのは、半兄ドゥラドーレス。

今年2月の小倉日経賞・OPを制すと、
続くエプソムC・GⅢと七夕賞・GⅢでともに2着。
重賞タイトルまであと一歩のところまできている。
名手C.ルメール騎手(46)とのコンビで偉大な姉撃破なるか。
神戸新聞杯・GⅡ
阪神芝2400mで行われる菊花賞トライアル神戸新聞杯・GⅡ。
3着までに菊花賞・GⅠの優先出走権が与えられる。
この重要なステップレースには、日本ダービーで実力を示した2頭が参戦。
【ダービー3着 ショウヘイ(牡3)】
京都新聞杯・GⅡを2馬身半差で快勝したショウヘイ。

このレースで出走権を勝ち取り迎えた日本ダービー・GⅠで3着と好走している。
菊花賞を見据えた秋初戦で、初コンビ坂井瑠星騎手(28)と勝利を目指す。
【ダービー5着 エリキング(牡3)】
対するは、ダービーで上がり最速を叩き出し5着に好走したエリキング。

去年11月の京都2歳S・GⅢを無敗で制したが、その後骨折が判明。
復帰戦となった皐月賞・GⅠは11着に敗れるも、
続く日本ダービーでは復調の兆しを見せた。

鞍上は2週連続で重賞を制している川田将雅騎手(39)。
デビューからのコンビで重賞2勝目を狙う。
9月21日(日)、神戸新聞杯は午後3時30分、オールカマーは午後3時45分に発走する。
みんなのKEIBA オールカマー&神戸新聞杯・GⅡ
9月21日(日)午後3時から生放送
https://www.fujitv.co.jp/sports/keiba/index.html