牝馬初の連覇を狙う者、亡きオーナーの思いを背負う者、ラストランを迎える者。
それぞれにドラマがある有馬記念を制したのは、3歳ミュージアムマイル。
後方で待機しながらレースを進め、ゴール前で鮮やかな差し切り勝ち。
皐月賞に続き、2つ目のGⅠタイトルを手にした。
鞍上のC.デムーロ騎手は、2週連続のGⅠ制覇。
また、7度目の挑戦で初めて有馬記念を制した。
インタビューでは、「去年絶たれた夢のリベンジができて嬉しい」と笑顔で語った。
2着には12番人気のコスモキュランダが入線し、ダノンデサイルは2年連続の3着。
1番人気のレガレイラは4着に終わった。
ミュージアムマイルと同じ3歳世代には、ダービー馬クロワデュノールや、天皇賞（秋）を制したマスカレードボールらがいる。
2026年の日本競馬界において、さらに目が離せない世代となりそうだ。
