福岡県内唯一の水産高校の実習船「海友丸」が18日、マグロ漁の実習のためハワイに向けて出港しました。
◆福岡県立水産高校2年 柴田陽大さん
「いろいろとつらいこともあると思いますが、みんなで助け合って乗り越えていきます」
福岡市の博多港中央ふ頭では18日午前、実習に向かう県立水産高校の生徒たち54人の安全を祈願し、全校生徒参加による出港式が行われました。
生徒たちは実習船「海友丸」に乗り込み、約2カ月間の航海実習に臨みます。
ふ頭では、生徒らを見送る家族の姿も多く見られました。
◆保護者
「無事に帰って来てくれたらそれでいい」
◆保護者
「たくさんの経験をして、たくましくなって帰って来ることを待っている」
実習では船の操縦やマグロのはえ縄漁を学ぶほか、ハワイに寄港して現地の高校生と交流するということです。
海友丸は11月11日に福岡に戻る予定です。