県産の黒糖からラム酒を製造するプロジェクトに取り組む瑞穂酒造がノンアルコールのラム酒を開発しました。
ノンアルコールのラム酒を共同開発したのは、瑞穂酒造と世界的に活躍するバーテンダー後閑信吾さん率いるSGグループです。
このプロジェクトは、サトウキビの消費量が伸び悩み余剰在庫が問題となるなか、ラム酒作りを通して課題の解決につなげようと企画されました。
ノンアルコールのラム酒を手掛けるのは今回が初めてで、与那国島と西表島産の黒糖のみを使用し、瑞穂酒造の蒸留技術によって黒糖本来の香りやコクを引き出すことに成功しました。
近年、健康志向の高まりなどにより、世界的にノンアルコール市場が急成長しているということです。
KOKUTODELEEQUIOブランドアドバイザー杉浦聡さん:
ノンアルコールのラムは見たことがない、誰も知らないところで、これは世界を驚かせるプロダクトになるのではないかと思っています
初年度の販売は400本限定で、両社は今後、ニューヨークや香港でのプロモーションを行いながら、沖縄の黒糖の魅力を世界に発信していくと意気込んでいます。