9月17日は数字の語呂合わせでクイナの日、ヤンバルクイナをはじめとした希少な野生動植物が生息する本島北部の豊かな自然を守ろうと国頭村が制定しました。
ヤンバルクイナを絶滅の危機から守ろうという取り組みが続いています。
沖縄テレビに残る、最も古いヤンバルクイナの映像は1981年に国頭村の与那覇岳で撮影されたものです。
この翌年、1982年国の天然記念物に
ハブの駆除を目的に人が持ち込んだ外来種・マングースなどによってその数を減らし、1991年には絶滅危惧種に指定されました。
野生のヤンバルクイナの姿はなかなか見ることができないため、声だけでも聞こえれば子どもたちも大喜び。
国や県のマングースの防除策やロードキル対策のほか、市町村やボランティアの市民などが生息を守るための活動に取り組んでいます。
このうち、名護市にあるネオパークオキナワは、グッズの売上金の一部をケガをした野生生物の保護活動に取り組むどうぶつたちの病院沖縄に寄付していて、16日は4度目となる贈呈式が開かれました。
環境省によりますと、今年に入りヤンバルクイナが車にひかれる事故はこれまでに11件発生しています。
北部にドライブに出かける際にはスピードの出しすぎに気を付けて安全運転を心がけましょう。