泉房穂参院議員が兵庫県明石市長を務めていたときの発言が強要未遂にあたるとして刑事告発された問題で、16日、泉議員が書類送検されました。
NHK党の立花孝志党首はことし7月に行われた参院選の期間中、ともに兵庫選挙区から立候補していた泉房穂参院議員について、明石市長時代の発言をとらえ刑事告発していました。
告発状によると、泉議員が2022年10月、自身に対する問責決議案を巡り、市議らに「賛成したら許さん」「問責なんて出しやがって。ふざけているのか。選挙で落としてやる」と発言したことが強要未遂罪にあたるとしています。
兵庫県警は8月、告発状を受理していて、9月16日に泉議員を書類送検しました。
起訴を求めるかどうかの処分意見は明らかにされておらず、検察が今後慎重に判断するものとみられます。