大阪府内で、中国人の男性客相手に売春させる目的で日本人女性を派遣したとして風俗店が摘発され、店長の中国籍の男ら3人が逮捕されました。
売春防止法違反の疑いで逮捕されたのは、大阪市中央区の無店舗型風俗店「阪崎屋」の店長で中国籍の関博(かんはく)容疑者(32)ら3人です。
関容疑者らは、ことし5月から7月にかけて、従業員の日本人女性を売春目的で男性客のもとに派遣した疑いがもたれています。
警察によると、店では客として、旅行で日本に来た中国人や、ビジネスや留学のために日本で住んでいる中国人を対象にしていたということです。
関容疑者は「事実については認めません。女の子にセックスするように指示はしていません」と容疑を否認しています。
大阪府警は、インバウンドの増加を利用して治安を悪化させる違法ビジネスとして、取り締まりを続ける方針です。