16日午後、兵庫県伊丹市で52歳の男性が倒れているのが見つかり、病院に運ばれましたが死亡が確認されました。当時、NTT西日本の通信障害が発生していて、119番通報が15分ほど遅れたということです。
警察によると、16日午後4時20分ごろ、伊丹市にあるリサイクル会社の敷地内で、従業員の男性(52)が意識不明の状態で倒れているのを社長が見つけました。
社長はすぐに119番通報しましたがつながらなかったため、警察に110番通報しました。
警察が現場にかけつけ事情を聞いたところ、119番通報ができていないことがわかり、警察が午後4時37分に加入電話で消防に連絡したということで、社長がはじめに通報しようとしてから、15分ほど遅れていました。
当時、伊丹市も含め広い範囲でNTT西日本の通信障害が発生していました。
消防がかけつけ、男性は病院に運ばれましたが死亡が確認されました。
警察によると、男性には持病があり病死とみられ、死亡と搬送要請の遅れの因果関係は不明だということです。