2024年1月、能登半島地震を受けて羽咋市内に開設された福祉避難所が経費を不正受給していたとして市が施設を運営している法人の前理事長を刑事告訴しました。
羽咋市が詐欺罪で刑事告訴したのは社会福祉法人弘和会の畝和弘前理事長です。
市によりますと、能登半島地震を受けて弘和会は、羽咋市で運営している「地域支え愛倶楽部村友」に福祉避難所を開設しました。
しかし去年1月から10月にかけて夜勤を行った職員がいなかったにもかかわらず、夜勤分の基本給などを不正に請求し受け取った疑いがあるということです。
また、同じく弘和会が運営する別の介護事業所「たきのーほーむ風和里」も介護サービス費などを不正に請求し、1200万円あまりを受け取っていたとして新規受け入れを来月から6カ月、停止するなどの処分としました。
弘和会は石川テレビの取材に「担当者が不在のためコメントできない」としています。