イスラエル軍がガザ市に地上侵攻を始めたとアメリカメディアが報じました。
アメリカのニュースサイト「アクシオス」によりますとイスラエル軍は15日夕方、イスラム組織ハマスの拠点があるとするパレスチナ自治区ガザの最大都市、ガザ市の制圧に向けて大規模な空爆を行った後、戦車が市内に侵入しました。
イスラエル軍の地上侵攻はアメリカのルビオ国務長官がイスラエルを離れてから数時間後に始まっていて、イスラエル当局者は「ルビオ氏は地上侵攻を止めなかった」と話したということです。
ガザ市には住民およそ70万人がいるとみられていて地上戦が激しくなれば犠牲者の増加は避けられません。
一方、ハマスは16日、声明でガザ市への攻撃は「人質の命を脅かすことになる」と警告しています。