子どもたちがつくり上げる楽しいダンス作品が9月21日(日)、熊本県立劇場で披露されます。毎週、稽古のために県立劇場に通う子どもたちの様子を取材しました。

「熊本ラーメン、黒マーユ、ニンニク増し増し、ああうまし!」
「暑かばってん、だご汁ばい、ほっこりにっこり、だごうまか!」
「春雨ちゅるちゅる、タイピーエン、たいぎゃうまか、タイピーエン!」

『はじまりはじまり~県劇舞台づくり学校~』はことしで67回目となる『熊本県芸術文化祭』のオープニングステージとして披露されるダンス作品です。

熊本県内から公募した子どもパフォーマーがダンスを、高校生以上の学生クリエーターが音楽と衣装と映像を作ります。

子どもも大人も楽しめる、元気いっぱいのステージです。

9月21日(日)の本番に向けて、稽古に熱が入ります。

演出を担当するのは、ダンスカンパニー『大山プロジェクト』の古家 優里さんです。

【古家 優里さん】
「7月の頭に初めて会った子どもたちなんですが、最初はちょっとシャイで、声があまり出ない子もいたんですが、もう今はみんなとても大きな声で叫びながら、笑いながら稽古しています」

このマントの絵は、それぞれ子どもたちが描きました。

【古家 優里さん】
「せっかく顔がくり出ているのに(無表情だと)どういう感情で見たらいいか分からなくない?」
(子どもパフォーマー)「ここの雲がサイのツノみたい」
「分かったよ、分かったよ」
(一同笑)
「ユニークで楽しいじゃん。みんなの顔が出ているからいい笑顔で振り返って」

【子どもパフォーマー 飯川 明莉さん】
「難しいこともたくさんあるんですが、そこを頑張って乗り越えれば、楽しいこともたくさんあります」

【古家 優里さん】
「ダンス経験のある子どもたちばかりではないのですが、大人みたいに、プロみたいに上手に踊ることが目的ではなく、子どもたちの持っている、生き生きした体の表情とかがはじけるような、楽しい舞台になればいいなと思ってます」  

【子どもパフォーマー 谷口 華奏さん】
「皆さんに笑顔で見てもらいたいので、みんなで頑張っているので、ぜひ来てください」

【子どもパフォーマーたち】
「9月21日、2時開演。見に来てね~!」

(公演情報)
第67回熊本県芸術文化祭オープニングステージ
『はじまり はじまり~剣劇舞台づくり学校から』
9月21日(日)午後2時 開演 
【全席指定】2000円 
※25歳以下・障害のある方 半額

テレビ熊本
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